【大阪】家族葬の相場はおすすめのプランで変動 葬儀費用の内訳・費用の抑え方

ここ数年、家族や近親者のみで故人をお見送りする「家族葬」を実施するケースが増えています。基本的に、家族葬は家族や近親者以外の参列者がいないため、葬儀はとてもシンプルで費用も安く済む傾向にあるのが特徴です。

大阪を含め全国的に家族葬という形で葬儀を行うことが増えていますが、葬儀社によっておすすめするプランや斎場は異なり、費用の相場やその内訳は変わってきます。葬儀の費用を抑えたいという方は相場や内訳が気になることでしょう。

そこでこちらでは、大阪で家族葬を考えている方に向けて、費用の相場や葬儀費用の内訳、費用を安く抑えるためのポイントをご紹介します。

家族葬は身内だけで故人をお見送りするため、葬儀費用が安く済む傾向にあります。

一般の葬儀では親戚や友人・知人だけでなく、ご近所さんや会社関係者など幅広い範囲に通知するため、50人以上の参列者になることもあります。一方、家族葬は家族や親戚、ごく親しい方のみになるため、参列者は30人程度になるでしょう。

費用の相場は、お住まいの地域や葬儀内容、使用する斎場にもよりますが、火葬場使用料・式場使用料を含め80万円～100万円ほどが目安とされています。

この他、飲食や返礼品の費用、お布施などによって変化します。故人を尊重し、内容にこだわった場合は費用が高くなりますが、大阪市民葬センターの家族葬の平均費用は、40～60万くらいです。

なお、葬儀社によっては家族葬の価格を40万円や50万円と案内しているところもありますが、これは葬儀本体の費用となり、オプションや寺院へのお布施などは含まないとお考えください。

家族葬を行うときの葬儀費用の内訳は、大きくわけると以下の3つです。

• 葬儀全体の費用
• 飲食費用
• 宗教者へのお礼
• 式場使用料

飲食費用とは葬儀で集まった家族や親族などが飲み食いする料理などにかかる費用のことです。それから、宗教者へのお礼や式場使用料も必要となります。

なお、基本的に家族葬も一般の葬儀も費用の内訳は変わりません。葬儀全体の費用はさらに7つに細分化されます。

• 搬送…ご遺体を搬送するための寝台車の使用料
• 安置…ご遺体を安置するときの枕飾りや保冷剤、役所などへの手続き代行
• 納棺…お棺と納棺の儀式費用
• 装飾…祭壇設置や位牌、お花・供物や看板・式場使用料
• お通夜や告別式…スタッフの人件費・お別れの儀式・会葬礼状や受付の事務用品・焼香の道具・遺品装飾など
• 火葬…霊柩車や寝台車・参列者が使用するマイクロバス・火葬場の使用料・納骨器・骨壷
• 式後…後飾り祭壇

葬儀前にご遺体の湯灌やメイクアップ、エンバーミングを希望する場合は別料金がかかることがほとんどのため事前に葬儀社や斎場に聞いておきましょう。

一般葬よりも安く済ませられる傾向にある家族葬。葬儀社や斎場によって家族葬の料金は異なるため、まずは見積りを取り寄せ、価格や内容を比較するのがおすすめ。納得のいく葬儀ができる葬儀社や斎場を選ぶのがポイントです。

葬儀に参列する人数が少なければ小さな会場でよいため、料金を安く済ませられます。また、民間の斎場よりは公営の斎場のほうが利用料は安くなります。

しかし、公営の斎場は申し込みが多く予約を入れにくいため、早い段階で予約を入れるのがおすすめです。また、葬儀場と火葬場が併設されている斎場なら移動の必要がなく、バスやタクシーなどの料金を省けるでしょう。

故人が後期高齢者医療制度や国民健康保険に加入していた場合は、お住まいの地域の役所で申請をすることで葬祭費や埋葬料といった補助金が受け取れ、大阪の場合は一律5万円が支給されます。

さらに、大阪市民の場合は市の規格葬儀制度を利用することで費用を安く抑えることもできます。大阪市内の生活保護受給世帯の葬儀（福祉葬）においては基本的に無料です。

大阪市民葬センターの企画プランなら、規格葬儀より内容も充実、お安くご案内可能ですので、ご検討ください。

家族葬は費用を抑えつつ、家族や近親者のみでゆっくりと故人をお見送りすることが可能です。また、大阪市民の場合は、市の規格葬儀制度の利用で一般の葬儀社よりも安く家族葬を済ませることもできます。

大阪で家族葬を希望されていましたら、大阪市民葬センターにご相談ください。事前相談から葬儀場・斎場の予約手続き、葬儀後のアフターケアやアフターサービスまで行っています。大阪市・堺市を中心に大阪府下も幅広く対応していますので、まずはご連絡ください。